vol.15-WORK SHOP 4523WK2 & SPACE SAVER 3008K2
手を加えることで面白味が増し、無機質な物置が有機的なものに変わる。ユーロ物置®︎で作るステンドグラス工房
静岡県。のんびりとした雰囲気が漂うくだもの畑に囲まれた道を登っていくと、今回の取材先であるK様のユーロ物置®︎4523WK2のシルバーを見つけました。隣にはスペースセーバーの3008K2も仲良くならび、快晴の太陽に照らされて一際美しい景色が広がっています。ワークショップ4523WK2は以前にもEEmagazineでご紹介したことがありますが、今回は少し独特な使い方をしているとか。早速お話を伺いましょう。
ーーなぜ、ユーロ物置®︎を選んだのですか?
「ユーロ物置®︎を選んだ理由は、おしゃれだから!おしゃれなもの探してインターネットで見つけて、たどり着いたんですよ。最初から母屋が出来上がったら建てようと考えていました。 種類が多いので敷地に収まる形にしようと思っていたんですけど、いろんなサイズがあるなぁと見ている中でワークショップも選んでました。妻の希望でシルバーになりました。僕は若草やディープオーシャンも好きでいいなって思ったんですけど、妻が終始一点張りで(笑)。外にかかっているハシゴは子供たちが使っていた2段ベットに付属していたものなんですが、おのおのの部屋ができたので2段ベットを分割して必要なくなって。どうする?ってなった時に、物置にかけたら可愛かったから。」
ーーステンドグラスの工房として使用しているとか。
「妻がステンドグラスをやっているので、ガレージじゃなくて荷物を入れる場所とワークショップで良いんじゃないって。母屋が平屋なので部屋数が少ないんです。もう一部屋欲しかったんですけどつくれないっていう時に丁度よかったんですよ。
扉は開けて作業をしています。実は断熱もしてもらっていて、ウレタンも入っているから結構音ももれないんですよ。内装の木は何の木を使っているのかわからないですけど、色の違いが出るようにニスを塗ってくれてるんですって。こんなにすごくしてくれるなんて想像してなかったです!
輸入物が好きというわけではなくて、全然なんでもいいんです。オシャレだったり、かっこよかったりして気に入ったものであれば。輸入物を買う不安とかはありましたよ、気にしつつですよね。寸法が合わなかったり、隙間があいたりとかの怖さはありましたよね。でも実際建てたらそんなに気になりませんでした。だからもう一つ置くスペースが出来た時に「置いちゃえ、いいじゃん」って感じで迷わず置きました。2つあったら格好良いだろうねっていう感じで。ワークショップを工房にしたら、収納が少なくなっちゃったんです。だからもう一個建てる?同じ色で似た形のものをって。2つ建てたことで目隠しというか防犯にもなるし、いいかなと思ってます。」
「とりあえず使いながら、どこにどう置いたら使い勝手が良いかなって考えていたんですけど、スペースが本当シンプルなのでー棚が作りやすいです。自分で木を切ってつけるくらいは出来るので作りました。」
ーー使ってみて、もっとこうだったら良いのになという部分はありますか?
ーー便利な部分はありますか?
「高さはとても便利ですよ。草刈りがあるんですよ。こうゆうが入るのは非常に嬉しいです。僕バイクをするときに長ものがどうしてもあって。高さがあってストレスなく入れられる方が良いんですよね。このサイズすごい良いですよ。使いやすいです。
収納物も結構入ります!まだ全然入るじゃんって感じです!あと、買うときに収納のコツなんかも実際のこういうふうにやったら良いですよみたいなアドバイスあったら嬉しいです、中の感じがわかるような。そういう部分は買う前に知りたい。購入してからも他の人の施工事例を結構チェックして参考にしてます。」
今回の工事はユーロ物置®︎ストアさんである「marge」様が施工されました。どのようにして選んだのでしょうか。
「一回ね、イープランにも電話したんですよ。展示もありますよって言われたけどやっぱり遠いんですよね、長野まで行くのが。松本くらいまでだったら行けるかなー遠いなーって思っている中で電話して見たら、ワークショップの展示はないんですよね。それでも買う事にしたけれど、どうやって建てるんだろう?って思っていたところに施工業者さんがありますよって事でmargeさんに依頼したんですよ。近くの施工店さんってことで。」
内装もmarge様が?
「そうです。窓もmargeさんがご提案してくれて、探してつけてくれたんですよ。窓は2つ欲しいってリクエストをしたら輸入物で探してくれて。屋内の電気も、margeさんのご提案で。電気つければ使いやすいでしょって。エアコンもつけられるようにコンセントまでつけてくれました!」
基礎もmargeさんで?
「基礎もそうです。芝生は物置の前にやっちゃったんですよね。だから芝をカットして基礎打ったんです。」
電気はどこ通ってるんですか?
「電気は母屋の外部電源から。色々とどうしようか悩んでいたら、margeさんがレイアウトまで作ってきてくれたんですよ。図面をくれて、こんなのどう?って。現地まで見に来てくれて、いろんな提案をしてくれて、だからそれいいですねって。margeさんのポテンシャル凄いですよ、全然嫌味のない方です。人間的にも大好き。」
検討してから施工完了までどのくらいかかったんですか?
「margeさんに相談に乗ってもらいながら決めたので、3週間くらいかかったのかな?それは時間かかったんですけど。2台目はすぐに決まりました。カッコよくて並べたらちょうど良いなって思って。」
お値段の話なんですけど他の物置に比べてお値段が高めなんです。
「金額はちょっと割高ですよね。海外製品で実物も見てない状態でインターネットで購入は僕はちょっと怖い。しかも自分で組み立てて、なんて考えたら絶対嫌です。笑
本当は、あのサイズでも妻と2人でもしかしたら組み立てられるかも?って夢見ちゃうんです。きっとできる人はできるんだろうけど、僕は現実味がなくて、やってもらってよかったな。大成功ですよ。」
物置のパネルの印字が表に出るんですが、それは如何でしょう。
「僕は表に出てきた方が面白いと思っています。ベニヤなんかも印字が見える方が面白いと思います。だからあまり気にならなかったです。オーストラリアっぽいですよね、むしろ嬉しいですね。全然気にならない!」
鍵はどうですか?
「これね!開けにくいんですよ。やっぱそるから、そりが出できた時に入んないんですよ。対策として今シリコングリス塗ってるんですよ。子供らが無理してグイグイ閉めちゃったりすると、そこで噛み合わなくなっちゃったりするんですよ。扉が開かないように、ぜひオプションでマグネットみたいなものがあれば嬉しいです!」
雨漏りはしませんか?
「全然ないですね。あと心配だったのは雨の音がうるさいんじゃないかなと思ったんですけど全然気にならなくて。この辺は静かなので音がすごい気になるんですけど全然大丈夫でした。」
棚とかは何かする予定ですか?
全体的な部分で、物置を建てた前と建てた後と大きく何が変わったことはありますか?
「見た目のおしゃれさですよね。格好良いじゃないですか。あと建てたら家の中の片付けも楽になりましたし、結構入るんですよね。大物が入るし、小物はどんどん置けるので。キャンプとか行くんですけど、面倒くささがなくなって行きやすくなりました。
あと、家に帰ってきたときにいいなぁって思う。ライトの建具カッコ良いなーって自己満足してるんです。そういう部分を含めて、全体的に生活変わりました。妻がガラス削っている音が聞こえると、あーいいなぁって幸せな感じがします。今までは借家でガレージがあったんですよね。でも寒いところで隅っこでやってて可哀想だなって思っていたんです。だから、ユーロ物置®︎の中でやれば良いじゃんって。冬場は暖房をつかえば全然大丈夫です!ストーブ入れちゃうし、夏も暑ければエアコンつけちゃおうかなって。これからの話ですけどね。」
これから購入を検討している方に、こうしたほうが良いとか気をつけた方が良いとかアドバイスはありますか?
「これ、間違いなく買ってよかったなぁって思います!近所の評判がすごく良い。田舎なんで年配の方が多いんですけど、かわいいの出来たねって良く言われます。物置の高さは、あんまり高いとやだなーと思って気にしたんですけどちょうど良かったです。
シンプルだから手を加えればすごいオリジナルティーが上がるのが面白味です。その時にアイディアをもってる人に出会うとすごく面白くなります。それが生活にもなって、無機質なモノが有機的なものに変わる。生活に生きる楽しみが出るものかなって思います。質感も良いですね。僕の場合は物置と部屋って感じで。物置は物置で良いですけど、うちは人も入り込むのでまた面白いです。」
あとがき
ステンドグラスの工房としてユーロ物置®︎を使用する。それは新しい目的で、とても面白みのあるものです。また、無機質なものが有機的に変わるというお話がとても印象的で、ユーロ物置®︎が生活に馴染んでいる様子が伺えました。今回のご取材でユーロ物置®︎の新しい魅力や、静岡県の穏やかな気候と共にK様の雰囲気をお伝えできれば幸いです。